15年ほど前、私は、アメリカできものを扱えたら良いなと思って
ボストンとニューヨークに単身出張しました。
それまで何回か行ったことのあるニューヨークが、また
全然違う街に見えました。
「きものとニューヨーク」という観点で街を見て回ったのです。
その中で、ニューヨーク5番街にあるデパート「バーグドルフ・グッドマン」は
こんなすばらしい世界があるのか!という驚きのハイセンスな場所でした。
そのデパートは、ジョン・レノンなど世界的なセレブや、ジャクリーン・ケネディをはじめ歴代のファーストレディをもとりこにしたと言われます。
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私は、うっとりして、3日間通ったのです。
お洋服もバッグもおもちゃもアクセサリーもなにもかも素晴らしかったです。
が、何だか違う!!と強く感じた違和感が有りました。
それを自分なりに追求してみると
「 整えられた身体とお顔 」
だったのです。
多様な体型の人がいるニューヨークなのに、「バーグドルフ・グッドマン」に
来ている方々で太った人や姿勢が悪い人などがほとんどいないと思いました。
そして、お顔も、とても美しく整っているのです。
また、着姿は、とてもカジュアルでした。
高級な白いTシャツのようなカジュアルさです。
新宿伊勢丹もとてもファッショナブルですが、 15年前の「バーグドルフ・グッドマン」は、夢の中のようにファッショナブルでした。
この、「整えられた体とお顔」が、とても印象的に私の心に残っています。
整ったお肌を追求することは、美しさやファッションを追求する人たちにとって
共通の必須アイテムだと思います。